『作品集 『月の光』』 小谷ふみ・著
1869年、パリで刊行されたポール・ヴェルレーヌの詩集『艶なる宴』に収録された12行詩『月の光』 この作品は、同時代の多くのアーティストにインスピレーションを与え、1890年にはクロード・ドビュッシーが同名曲を作曲しています(『ベルガマスク組曲』) 140年以上の時を経て、小谷ふみがヴェルレーヌの詩を訳しました それは逐語訳ではなく、19世紀におそらくはヴェルレーヌやドビュッシーたちが見たであろう景色を想像し、その絵を、現代の絵へ、そして現代の言葉へと置き直していく道程 嘉瑞工房、高岡昌生の手による活版印刷で、「芸術の連鎖」の記憶をここに刻みます
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