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トップ > ・ 書籍 > 作家の本 > 多和田 葉子 詩集 「まだ未来」 夫婦箱入り

多和田 葉子 詩集 「まだ未来」 夫婦箱入り

『 まだ未来 』
ドイツ在住の作家・多和田葉子の、2年ぶりの日本国内での新詩集。17編全編書き下ろし。多和田葉子の詩の言葉と音が、濃い密度で迫ってくる。活版で印刷された詩が、綴じられずにそれぞれ独立した作品として、手作りの夫婦箱に収められている。

 

こつこつと階段を登ってくる

剝き出しのかかとの骨

ベル 遠く鳴り

別の患者たちが礼を述べている

白をタフタフと着た医者だろう

腫れた喉から喉へとハシゴして

冥土カフェで休憩する


―「りんごの葬り方」(部分)


158×222×19mm A4二つ折りシート A5仕上がり


和田葉子(たわだ・ようこ)
1960年、東京生まれ。早稻田大学第一文学部ロシア文学科卒業。82年、ドイツ・ハンブル
グに渡る。ハンブルグ大学修士課程修了。創作活動の傍ら、2000年チューリッヒ大学博士
課程修了。1993年、「犬婿入り」で芥川賞受賞。2003年、「容疑者の夜行列車」で谷崎潤一郎賞、2009年には国際的な文学活動が評価されて坪内逍遙賞受賞。
ドイツでは1987年に詩集でデビューし、1988年からドイツ語でも創作活動を開始し、ド
イツ語で書いた作品群で1996年シャミッソー賞、2005年、ゲーテ・メダル受賞。2006年よ
りベルリン在住。ヨーロッパ、アメリカ、アジアでこれまで1000回以上の朗読会を開いている。

商品情報                                      
発売日:2019/11/20
著 者 :多和田 葉子
出 版 :ゆめある舎
 詩  :17編
サイズ :A5変形

印刷所:嘉瑞工房
製 函:美篶堂
11,000円(税込)以上は送料無料 
*ラッピングサービスは無料と有料をお選びいただけます。 
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商品コード : yum5
価格 : 5,500円 (定価5,000円)
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